かえるくんのおうちラボ blog

おうちでぼんやりと思うこと

国葬の後で気になること

 

安倍さんの国葬が行われました。

ぼくはまったくその映像を見ていないけれど、中止になったと言うニュースも聞こえてこないので行われたのでしょう。

テレビをつける習慣がないのと、今まで仕事だったのでいまはお風呂でアヒル隊長に今日の出来事を話しながらお葬式は終わったのかなと思って書いています。

 

国葬に反対かと言われれば、完全に反対です。

ご遺族やご友人が故人を悼み冥福を祈ることへの反対はなく、また安部さんを偉大な人だったと思う人達が集まって大きなお葬式を行うのもかまいません。

ただ現首相がお友達と相談して「あの人のお葬式を国の税金で盛大にやろう」と決めてしまうのは明確に国政の私物化です。国葬の法律的な定義のあるなしなどとは関係なく、わかりやすい誤りでした。

民主主義は突き詰めるとプロセスの主義なので、あらゆるプロセスを軽視した政治を作り上げた安倍さんのお葬式が、完全に民主的プロセスを無視した国葬になったことはなんだか象徴的です。

 

さて国葬が終わって、気になることがあります。

故人やご遺族にとっての傷ましい悲劇は、岸田内閣と自民党によって政治的な喜劇なってしまったけれど、その終幕をもって安倍元首相と旧統一教会(世界平和統一家庭連合)の問題も幕引きムードになってしまわないかということです。

うやむやのうちに強行されてしまった国葬や、静岡を中心とした災害への遅すぎる対応など、検討すべき問題が次々に列をなす中で、旧統一教会に関しては関与した議員はあらかた判明してきてそろそろ終わり感に流されてしまうのではないかと心配です。

そもそも旧統一教会関連の報道には統一教会からの議員への選挙応援や接点ばかりで、議員や政権の側からの統一教会への見返りになにが行われたかという視点が決定的に欠けています。旧統一教会問題はいまだ未解決な大きな問題のままです。

 

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